霍乱の治療 【漢方編】霍乱については、後漢時代の書、黄帝内経の中に見ることができます。 後漢は25年から220年ですから、中国ではかなり早くから霍乱の治療をしていたことになります。 後漢末期の200年頃には、張仲景の書、傷寒論が完成し、その中で「弁霍乱病脈証并治」として、さらに詳しい診断と治療方...
伝経 銀盤のフェアリー③2診目 初診から一週間が経過 まずは初診の治療後の体調を詳しく聞きました。 初診の治療後、体がとても温かくなり、自宅までの車中ではとても元気だったそうです。 帰宅後も手の平と足裏からの発汗が継続し、就寝中も寝汗が出るほどだったそうです。...
「脾」の冷え 銀盤のフェアリー②ふらつきの原因と治療方針が決まったことにひとまず安堵しました。 しかし、「脾の臓」が悪くなった原因が不明のままです。 水邪の影響がふらつき以外にもあるのかどうか、調べる必要があります。 そこで、口のマスクを一旦外してもらい、舌の色と苔の状態を再度確認しました。...