パーキンソン病の治療(下)Hさんの初診時の治療の変化について 治療後、顔の表情の緊張が緩んだ感じがあり、ベッドから起き上がる動作が速くなりました。 起立性低血圧による「ふらつき」が途中ありましたが、それも治療後に消失しました。 ご本人の感想では、腰に感じていた違和感が消失し、身体全体が軽くなったよう...
パーキンソン病の治療(上)この度、ご紹介するHさんは、70代の女性です。 和鍼治療院のブログ「パーキンソン病の解説」の中でも説明しましたが、60歳から70歳の中年期に発症する人が多いようです。 しかしながらHさんの場合、発症時に4大徴候(無動・筋の固縮・静止時振戦・姿勢保持反射障害)はありませんでし...
パーキンソン病の解説パーキンソン病 医学大辞典によると、ドパミン代謝異常により、錐体外路系神経核に変性をきたす病気のことです。 黒質緻密帯と線条体におけるドパミン不足と相対的なアセチルコリン系の増加が出現します。 そのため、西洋医学の治療では、ドパミン不足の補充とアセチルコリンの抑制が重要とさ...