コロナウイルス5新型コロナウイルスが危険視されている理由が、感染力の強さなのか、罹患後の症状の悪化なのか、どちらも問題視されている中で、対応が後手のような感じがします。 明確な治療法が西洋医学にはないこともそれに拍車をかけています。 コロナウイルスには6種類あり、その中でも4種類は一般的な...
コロナウイルス3感染予防 ワクチンへの期待は正しいのか 2020年3月11日にWHOのテドロス事務局長が「パンデミック」宣言を出しました。 各国政府は感染拡大抑制の対応で、イタリア、スペインなどでは非常事態宣言を出しています。 しかしながら今までの様子を見てみると、上手にできているとは言い...
ウイルスと免疫の攻防 (下)最終決戦である、ウイルスと免疫システムとの全面戦争に突入すると、戦場は初期に感染した部分だけではなくなり、全身へと拡大することが多くなります。 一部のウイルスは、リンパ管を通ってリンパ節に到達し、そこでマクロファージの抵抗を受けて、激しい闘いを繰り広げます。 ...
ウイルスと免疫の攻防 (中)第一段階は、喉の粘膜でウイルスの感染を阻止することになります。 この防衛機能を掻い潜り、粘膜細胞に取りついて細胞内に侵入した状態を「感染」と呼びます。 ウイルスは、粘膜細胞の中で増殖し、細胞を破壊しながら外部へと放出されます。 ...
ウイルスと免疫の攻防 (上)インフルエンザウイルスの流行には、渡り鳥が深く関係していると言われており、人間以外にも、豚や鳥に感染します。 ウイルスは空気中に存在するため、完全に除去することはとても不可能です。 そのためウイルスの脅威に常に怯えてしまうことになります。 ...
不顕性感染(前編)ウイルスや細菌に感染しても、必ずしも発病するとは限りません。 感染しても発病しないことを、「不顕性感染」と言います。 感染しても全く発病しないため、自覚症状がなく、感染したことに気づきません。 そのため、感染の有無を判断するためには、病原体に対する抗体の有無を調べる血...
前橋レポート (インフルエンザワクチン)1987年に「学童防波堤論を根底からくつがえす報告書が発表されます。 その正式タイトルは、「ワクチン非接種地域におけるインフルエンザ流行状況」で、「前橋レポート」とも呼ばれています。 この調査は、トヨタ財団の資金援助によって、前橋市医師会を中心に構成された「前橋市インフ...
学童防波堤論 (インフルエンザ)インフルエンザワクチンの学校での集団接種は、1962年から始まりました。 この時、集団接種に舵をきらせることになったのが、「学童防波堤論」の採用です。 その内容は、「インフルエンザの流行は免疫のないこどもから始まり、集団生活を送る学校において一人の感染者でも出れば、瞬く...
立春と感冒今年も立春を迎えて、インフルエンザや風邪が流行しているようです。 東洋医学では、春は、冬の間の不養生が原因で、体調を崩すとされています。 日中の温度差や、日々の温度差が激しいこの時期は、自律神経のバランスが乱れやすいと思います。...