コロナウイルス4「風邪は万病のもと」と言われます。 こじらせることなく、養生すれば自然に治ることも珍しくないのですが、それを怠ると様々な症状で苦しみことになり、また回復が遅れて長きに渡って症状が続くこともあります。 東洋医学の訓では、「風邪を治せて一人前」と言われることがあります。...
コロナウイルス6国立感染症研究所による3月2日の資料にもとづいて、コロナウイルスの感染とその症状を見てみたいと思います。 まず、主な症状は、発熱(72%)、咳(47%)、重篤な肺炎(10%)、下痢(5%)、無症状(12%)ということです。...
コロナウイルス3感染予防 ワクチンへの期待は正しいのか 2020年3月11日にWHOのテドロス事務局長が「パンデミック」宣言を出しました。 各国政府は感染拡大抑制の対応で、イタリア、スペインなどでは非常事態宣言を出しています。 しかしながら今までの様子を見てみると、上手にできているとは言い...
コロナウイルス 2国立感染症研究所(NIID)の情報によりますと、コロナウイルスにはすでに6種類あることが分かります。 その内の4種類は、特に危険な病原体ではないので感染症法での指定はありません。 日常的に人に感染し、風邪の10〜15%(流行期35%)はこれらを原因とします。...
コロナウイルス 1「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と言われますが、今回のコロナウイルス(COVID-19)は新型ということで、未知のことがまだまだ多いようです。 肉眼では確認できないほどウイルスは微小な存在ですから、多くの不安が世間を被っています。...
原因療法のすすめ大きなつづみには、魑魅魍魎が居ることを忘れてはいけません。 実際に痛み止めを連続投与することで、交感神経が常に亢進することになり、頻脈、高血圧、末梢の循環不全、消化器の粘膜破壊、関節のさらなる変形、尿量の低下、腎障害、白内障、不眠、易疲労、食欲不振、便秘、口渇、動脈硬化、狭...
黄色の容器アスピリンには、プロスタグランジンが引き起こす痛み、発熱、リンパ球の炎症を止める効果があります。 それはアスピリンがプロスタグランジンの合成を阻害することができるからで、同時にカテコールアミン系と呼ばれるホルモンの生産を高めます。...
アスピリンと副作用 (下)長期投与を控えるようにとの指示もあることから、その効能の仕組みを詳しく知る必要を感じます。 Tさんに生じた全身の症状は、私たちの免疫システムと深く関係があります。 免疫システムは、免疫だけが独立して機能しているのではなく、自律神経と内分泌系(ホルモン)とが連携して機能してい...
アスピリンと副作用 (上)今回、アスピリン配合の市販薬を使用したTさんの副作用は、胃などの消化器ではありませんでした。 薬の歴史を振り返ると、アスピリンは柳のエキス剤に端を発し、その発展過程で使用されてきた目的がリウマチの関節痛に対しての鎮痛効果だったこともわかりました。...
アスピリンTさんが市販薬を服用したことで、薬の副作用の怖さ、身体への多種多様な悪影響、そして解毒の難しさが明らかになりました。 そして、私の頭の中には、薬の影響に関して別のことが浮かぶようになりました。 もう少し踏み込んで、この薬の薬効に関するところを考えてみる必要が出てきました。...