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小さな約束 フィギュアスケート篇 後編
翌日、昨日よりも前屈ができるようになっていたので、治療後の状態はさらに良くなることができました。 大会までの日数に余裕がないことから、Mちゃんとお母さんと協議して、明日から練習を再開することに決めました。 怪我が完治しているわけではないので、練習再開のメニューは、スケーティ...


小さな約束 フィギュアスケート篇 前編
今年も残すところ3か月あまりとなりました。 春から今日まで、数名のアスリートを治療してきました。 フィギュアスケートのMちゃんもその一人です。 Mちゃんについては「銀盤のフェアリー」として、昨年からの治療経過をブログで紹介してきました。...


小さな約束
アスリートには怪我がつきもの。 不慮の事故のように、突然、関節や筋肉を痛めてしまうことがあります。 一旦、負傷すると、しばらく練習ができなくなります。 傷を癒すためには休息が必要となるので、安静にすることがとても大切です。...


六人衆 「肆」 5年後の「今」
「六人衆」というテーマで、Sさんとの出会い、治療内容、体質と治療による変化をみてきました。 日本では西洋医学が主流ですが、和鍼治療院の東洋医学の治療とは大きな違いがあることに気づいてもらえたでしょうか。 私がSさんの往診をする前、Sさんは内科、整形外科、呼吸器科、歯科と通院...


六人衆 「参」体質改善編
このようにSさんの治療を振り返ってみると、Sさんの体質が良くわかります。 まず一つが腎精の衰微です。 東洋医学では「腎虚」と呼んでいるのですが、年齢とともに低下する生命力を意味します。 Sさんは今年86歳となる高齢者ですから、腎虚があるのは当然と言えば当然の道理。...


六人衆 「弐」異病同治編
⑦姿勢、⑧腰痛、④肩こりは、膝関節痛と関係している可能性が高く、Sさんの体質と体調の両面から原因を考えました。 歩く姿勢を観察すると、頭が体幹の中心よりもかなり前にあり、両手は腰よりも後方に位置しています。 歩幅は小さく、右ひざが外方へと大きく開きます。...


六人衆 「壱」治療の始まり
月に一度、S邸にて開催される集会があります。 この集会の存在を知ったのは、今からおよそ5年前、81歳を迎えたSさんとの出会いでした。 ある方のご紹介で、Sさんのご自宅に往診をするようになったからです。 Sさんは両膝関節が変形し、歩行にもかなり支障が出ていました。...


たこ焼きと銅メダル
2023年3月21日 春分の日 WBCの準決勝メキシコ戦、9回裏で村上選手のヒット。 号外の記事で日本の逆転勝利を知ったのですが、これ以上に嬉しい報告があります。 昨年の11月から体調を崩し、めまいや食欲不振に苦しんでいたMちゃん。...


勝負めし 銀盤のフェアリー⑤ ファイナル
話をMちゃんに戻しますと、初診時の問診表に、食欲がない、良く下痢になる、乗り物酔いする、腹が痛いなどの項目に時々起こるという印が付いていたことから、太陰病の状態にまで邪気が入り込んだ可能性が見えてきました。 夏ごろに練習場が変わり、寒さの厳しい環境での練習が増えたことで、邪...


発汗 銀盤のフェアリー④
初診時、冷えによって消化器の機能低下が起こり、それによって生じた「ふらつき」が主訴でした。 これを治療する処方は、漢方薬で例えると「理中湯」になります。 理中湯は、人参、白朮、乾姜、炙甘草で構成されます。 人参と炙甘草は、冷えによって弱っている「脾の臓」の働きを助けます。...
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