四百四病 参 病とつき合うICDコードには大分類として22章、A〜Zまでのアルファベットと二桁の数字を合わせた 3桁表示のコード で表示されています。 あらためて分類の中身を見てみると、あまりの病名の多さに驚きます。 日々新たに病気の種類が増加しているため、定期的にICDコードを改定しなければなりま...
四百四病 弐 西洋医学と東洋医学の病の見方東洋医学と西洋医学の比較 私は東洋医学を習得したことで、「病」や「症状」に対する考え方が大きく変わりました。 日々、治療を行う度に、西洋医学との考え方の違いを実感しています。 「西洋医学」と「東洋医学」の違いはどこにあるのでしょうか。...
四百四病 壱 東洋医学の治療「肩こり」「肩こり」の治療方法をご存じでしょうか? 和鍼治療院の特徴、それは東洋医学を用いて治療するところ。 東洋医学がどのような医学なのか、それを用いて行う鍼灸についてご紹介します。 私が心がけていることは、人が本来持っている「自然治癒力」に働きかけ、健康を阻害している 邪気...
小さな約束 フィギュアスケート篇 後編翌日、昨日よりも前屈ができるようになっていたので、治療後の状態はさらに良くなることができました。 大会までの日数に余裕がないことから、Mちゃんとお母さんと協議して、明日から練習を再開することに決めました。 怪我が完治しているわけではないので、練習再開のメニューは、スケーティ...
小さな約束 フィギュアスケート篇 前編今年も残すところ3か月あまりとなりました。 春から今日まで、数名のアスリートを治療してきました。 フィギュアスケートのMちゃんもその一人です。 Mちゃんについては「銀盤のフェアリー」として、昨年からの治療経過をブログで紹介してきました。...
小さな約束アスリートには怪我がつきもの。 不慮の事故のように、突然、関節や筋肉を痛めてしまうことがあります。 一旦、負傷すると、しばらく練習ができなくなります。 傷を癒すためには休息が必要となるので、安静にすることがとても大切です。...
六人衆 「肆」 5年後の「今」「六人衆」というテーマで、Sさんとの出会い、治療内容、体質と治療による変化をみてきました。 日本では西洋医学が主流ですが、和鍼治療院の東洋医学の治療とは大きな違いがあることに気づいてもらえたでしょうか。 私がSさんの往診をする前、Sさんは内科、整形外科、呼吸器科、歯科と通院...
六人衆 「参」体質改善編このようにSさんの治療を振り返ってみると、Sさんの体質が良くわかります。 まず一つが腎精の衰微です。 東洋医学では「腎虚」と呼んでいるのですが、年齢とともに低下する生命力を意味します。 Sさんは今年86歳となる高齢者ですから、腎虚があるのは当然と言えば当然の道理。...