風邪の治療例 喉の痛み50代女性Sさん場合、風邪を引くたびに発症するのが、悪寒と喉の痛みです。 更年期症状があり、普段から逆上せる感じがあります。 鍼灸治療を始めるまでは、ひどい頭痛に毎日悩まされておられたようで、頭痛薬を手元から離せないほど服用されていました。 ...
風邪の治療例 「鼻水」後編Sさんは対処療法に頼る傾向が強く、頭痛、発熱、便秘、関節痛、血圧、血糖値など、たくさんの薬を飲まれます。 普段、体温が35度台しかないところ、38度まで発熱できたことは喜ばしいことで、風邪を治すためには必要な作用です。 ...
風邪の治療例 「鼻水」前編80歳代の女性Sさんは、難聴と耳鳴 りがあり、腰痛、肩こり、膝関節痛、不眠症など、いろいろと不定愁訴があり、普段から自宅で安静にしていることが多いおばあちゃんです。 この日は鼻水と痰が多く出るので、何とかして欲しいということでした。 ...
風邪の治療例 「咳」80歳代の男性Iさんは、体格のしっかりしたお父さんです。 数年前に右膝関節を悪くして、病院にて手術しかないと診断された経歴があります。 鍼灸治療の甲斐があって、今ではまったく膝の痛みが無くなり、屈伸も問題なくできるようになりました。 ...
2015 風邪について先月の体育の日を経て、この三週間は風邪の治療をすることが非常に多かったように思います。 秋も少しずつ深まってきて、朝晩と日中の温度差に大きな開きがあるため、体調維持や管理が難しいことが理由かもしれません。 体育祭や文化祭などのイベントが盛んに行われる時期であり、日本にお...
風邪の予防現代医学では、風邪の原因が口や鼻から浸入するウイルスであることがわかっています。 その点に疑う余地は無く、マスクをすれば予防や拡散防止になると考えるのも当然です。 東洋医学では、風邪は首の後ろや背中から浸入すると考えています。...
「薬育」について薬との正しい付き合い方を学ぶことを「薬育」と呼びます。 日本では聞き慣れない言葉ですが、フランスでは小学生の頃から薬について学ぶそうです。 実は、平成24年度から日本でも、全国の中学校で「くすり教育」がはじまりました。 http://www.kyoiku-press.jp/...
食べ物の行方 (下)シェーンハイマーは、重窒素を使った動物実験で、さらなる試みをしました。 それは、投与された重窒素アミノ酸が、身体のたんぱく質中の同一種のアミノ酸と入れ替わるのかどうかを確かめることでした。 つまり、餌に含ませたアミノ酸のロイシンが、体内のロイシンと置き換わったどうかを調べ...
食べ物の行方 (中)重窒素(N15)を使うことで、特定のアミノ酸を追跡できることを見つけたシェーンハイマーは、ネズミの餌にこのアミノ酸を混入し、どれだけの重窒素が体内に留まるのかを調べました。 どれくらいの重窒素が体内に残ったのでしょうか? ...
食べ物の行方 (上)私たちは食べることによって生命活動を営んでいますが、食べたものがどの程度吸収され、どこへ運ばれて行くのかを知る人は少ないのではないでしょうか? この疑問を突き止めたのが、ルドルフ・シェーンハイマーという人物です。 彼は、たんぱく質を構成するアミノ酸に着目しました。 ...