手の痺れ (後編)痺れは痛みよりも改善が難しいことが多く、完治するのに少し時間がかかることを説明しました。 小指の痺れとなると、尺骨神経障害をまず疑いますが、細部の診断の結果、問題がなさそうなのと、上腕と体幹回外運動がしにくいことから頚椎に問題があることを疑いました。...
手指の痺れ (前編)学生時代、共にグランドで汗を流したチームメイトが体質改善を目的に治療院に来ています。 現在もマラソン、フラッグフットボールに参加し、ジムにも通ってトレーニングを継続していて、自己管理を怠らない優秀なアスリートです。 社会人になって少し肥満となっていましたが、最近は学生時代の...
パーキンソン病の治療(下)Hさんの初診時の治療の変化について 治療後、顔の表情の緊張が緩んだ感じがあり、ベッドから起き上がる動作が速くなりました。 起立性低血圧による「ふらつき」が途中ありましたが、それも治療後に消失しました。 ご本人の感想では、腰に感じていた違和感が消失し、身体全体が軽くなったよう...
パーキンソン病の治療(上)この度、ご紹介するHさんは、70代の女性です。 和鍼治療院のブログ「パーキンソン病の解説」の中でも説明しましたが、60歳から70歳の中年期に発症する人が多いようです。 しかしながらHさんの場合、発症時に4大徴候(無動・筋の固縮・静止時振戦・姿勢保持反射障害)はありませんでし...