過敏性腸症候群の特集
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群とは、突然の腹痛や下痢、便秘、ガスによってお腹が張る膨満感などに悩まされる症状です。
腸に炎症や腫瘍がないのが特徴で、腸の検査や血液検査で明らかな異常をみつけることができません。
出勤途中や仕事の最中に、突然に症状が出るため、ご本人にとっての精神的な負担はとても大きいと思います。
気持が追い詰められることで、症状も悪化しがちとなります。
比較的若い年齢で発症する傾向があり、症状が慢性化することで気力が低下し、生きる意味を見失うほどに苦しむ人も少ないと聞きます。
大切な時間を楽しく積極的に過ごすためにも、できるだけ早く悪循環から抜けだすことが大切です。
鍼灸治療をおススメします
和鍼治療院では、東洋医学の診断を用いて、お体の状態を調べます。
現代医学では明らかな異常を見つけることができなくても、東洋医学の体表観察であれば、身体のバランスの乱れを把握することができます。
体表観察から集めた情報を分析し、総合的に考えて、症状のメカニズムを「証」として導きます。
「証」とは、東洋医学的な診断であり、これにもとづいて治療方針を決めます。
率直に相談できる相手や理解してくれる相手に恵まれず、解決の糸口が見つからないことも多いといわれる過敏性腸症候群ですが、和鍼治療院であれば解決への道筋を見出す可能性が高まります。
過敏性腸症候群(IBS)は人によって様々な症状がありますが、東洋医学を用いることで身体の状態に応じたきめ細かい治療ができます。
過敏性腸症候群の原因は、主にストレスであるといわれています。
また、消化機能の低下や免疫力の低下が関係しているともいわれています。
これらのどれが原因であるかは、体表観察を用いることで絞り込んでいきます。
正確な診断と的確な治療によって、根本的な体質を変えていくことができます。
症状へのアプローチではなく、症状を引き起こす乱れた身体のバランスそのものを調整し、健康になってもらうことで、苦しい症状から開放されていきます。
しかも、東洋医学による鍼灸治療は、ストレスの影響を受けることで生じる様々な症状や機能障害に非常に効果が期待できます。
薬によって、便の状態をコントローてルすることに気を配るだけの治療とは異なり、根本から体質を変えることも難しいことではありません。
個人によって治療効果は異なりますが、根本的に体質を変えていくことで自然治癒力が高まり、身体の状態が回復していくことを実感していただけると思います。